家庭菜園を始めるにあたって気を付けるべき点
コロナ禍による自粛期間で家庭菜園を始められる方も多いと思います。
ブログはそんな方の手助けになればと思います。
家庭菜園はこだわればこだわるほど手間がかかります。
ですが、とりあえず以下の点を抑えればきちんと育つと思います。
植物の特徴を知る
まず、家庭菜園というと野菜をイメージするのが一般的です。
しかし、野菜にもいろいろ種類があり、それぞれ育つ環境も違います。
まずは育てたい植物の特徴について調べましょう。
高温多湿を好むのか、寒さにはどこまで耐えられるのか、水やりの頻度は?etc...
私が育てるのはマタタビなので、多湿で排水性の良い土を使い、半日ほど日光に当てます。
設備をイメージする
次は設備です。
お庭があるご家庭なら全然問題ありません。しかし、マンションでもアパートでも家庭菜園はできます。その際は、どのくらいのスペースで、どれだけの予算で、どれくらいの量を作りたいかを設計しましょう。それのよって栽培方法も変わってきます。
水耕栽培は費用が高くなる分、植物の成長も早いです。葉物野菜ならば育てる量にもよりますが、ほぼ毎日食べ続けないといけないレベルにまでなります。
土壌栽培は費用を抑える事が出来ますが、水耕栽培に比べると遅いです。ですが、味は土壌の方が美味しく育つようです。
病気について知る
次は病気についてです。
これらは、だいたいが害虫や鳥害由来の事が多いです。
例えば、トマトなら「トマト黄化葉巻病」などです。タバココナジラミやシルバーリーフコナジラミによって伝染します。
鳥害、害虫対策をする
先述の病気に関連する事ですが、鳥(カラス、鳩)や害虫の対策をしましょう。これらは病気を運ぶだけでなく、せっかく育てた葉や実を食べられてしまいます。室内栽培だとこれらの心配事をほぼ0に出来ます。
湿度・温度管理
外でも室内でも湿度と温度をコントロールするのは至難の業です。室内栽培は、加湿器と除湿機があれば良いかもしれません。外の場合は、日光が当たる分土が乾きやすいのでこまめに水やりをすることで、湿度をある程度保つ事はできます。ですが、室内に比べるとより調節のし難いところがあります。
ph管理
水耕栽培では特にですが、与える水のphをベストな値にするのも大切です。phは小学校頃に習ったと思いますが、簡単に言うと水が酸性か、アルカリ性かを示す値です。ph7は中性になります。東京の水道水の平均は7.6とほぼ中性に近いですね。酸性雨はph5.6、石鹸水は8といった具合です。
これらは植物の種類によってまちまちですが、私はph6.5を目指して栽培していきます。ph6~ph7の間だと恐らく枯らさないとは思います。
phを間違えると何が起きるかは↓で解説していきます。
以上6つの事についてさらに詳しく書いていきます。